Docomo パケホーダイの節約 その1(N-02C) (携帯電話)


NTT docomo の多くの機種でテザリング(アクセスポイントモード)が使用できるようになってきました。FOMAの広いエリアが強みです。ところが、速度もネットやメールなどには十分(7Mbps超)なので、調子に乗ってつかていると、思わぬパケット代に驚くことになるかもしれません。

パケホーダイダブルはガラケーのi-modeで上限4,410円、スマートフォンなら5,985円なのですが、外部接続機器を使用した場合は10,395円となります。これに加えて基本使用料が加算されます。差額は4,000から5,000円で、これなら地域によってはウィルコムやWiMAXを契約するほうが便利かもしれません。

前置きが長くなりましたが、接続速度を128kbpsにすることで、パケホーダイの上限を5,985円にし、節約をすることにしました。


自分の使い方では月に数回、外でメールやWebが確認できればいいので、速度は我慢することにしました。

また、128k接続には別途mopera Uの契約が必要です。(月額315円、使用した月のみ)

今回は接続先の設定を紹介します。docomo N-02Cの場合です。

メニューから、6.便利ツール、*.Wi-Fi、1.アクセスポイントモード 、3.アクセスポイントモード設定、1.接続先設定のなかから、4.mopera U 128Kを選択します。これで、テザリングを128kモードで接続することができます。

ちなみに他の3つも含めて簡単に説明すると、以下のようになります。

  1. mopera
    384kbps アクセスポイントモード上限10,395円、接続先:mopera.ne.jp
  2. mopera U
  3. mopera U (IP)
    2,3は同じ接続先 7.2Mbps アクセスポイントモード上限10,395円 、接続先: mopera.net
  4. mopera U 128k
    128kbps アクセスポイントモード上限5,985円 、接続先: mpr.ex-pkt.net

外部機器は、Wi-Fi対応ならPCでもiPadでもよいので、接続速度さえ我慢できれば非常に便利です。特に、普段はオフィスの中、たまに外で、とか、田舎の旅行先でPCを使いたい、などといった場合におすすめです。とくに「田舎」というところがポイントで、都会であれば、様々な業者が高速無線回線を提供しているのですが、田舎だと電波が物理的に届かないことがあるので、その点FOMAはかなりの範囲まで対応できます。 緊急時にも接続の選択肢を複数もつのは、少しだけ安心かと思います。